帝京高校吹奏楽部〜Teikyo Jazz Orchestra Swinging Honey Bees〜

板橋区&金沢市・ジュニアジャズ交流ライブ

やはり野外ではラテンが盛り上がります。

10月10日(土)、私たちの地元にある板橋区役所前で行う「ジュニアジャズ交流ライブ」に出演させていただきました。板橋区の友好交流都市が金沢市ということで石川県金沢市にあるビッグバンドJazz-21さんとの交流ライブをさせていただくことになりました。

 午前中は学校の授業を受けてからの演奏となるため授業終了後に急いで楽器をトラックに積んでから板橋区役所に向かい、到着して息つく暇もなく会場の設営に取り掛かっていきました。周りにはすでに到着していたJazz-21の小学生や中学生の方々がいて、その前で変な行動はできないと思いながら、一生懸命準備しました。

この交流会ではお互いの演奏を聴きあうこともできただけではなく、合同で一つの曲を普通のビックバンドの形態よりも多い人数で演奏、たとえば「Sing Sing Sing」を小節を分けて曲中に交代で叩くということをしたりと面白い企画をJazz-21さんのドラマーさんと一緒に考えるというあまり経験のないことをしました。

自分達でステージを設営し、小学生や中学生を引っ張って(引っ張ってもらったかも…)行きながら、自分たちのステージを成功させようとずっと気を張りながらこの日行動していました。同世代の演奏や行動、態度を見て聴いて自分たちは変な行動はできない、見せてはいけないと改めて思いました。

演奏終了後ステージの設営の片付けを済ませ食堂に向かうと、そこにはJazz-21さんのと私達SHBのために、ドリンクバー用のコップとロールケーキを板橋区役所の方々が用意して待っていて下さりました。そして、各パートごとに分かれて自分たちの部活のことや人、地元のことやプライベートなこと、この本番のことまでたくさんのことをJazz-21さんの方々と話をして、そこでも小・中学生の方々の考えなどを聞きながら、また、新しい発見がありました。

私と同じテーブルに座っていたJazz-21のリズムパートの方でちょうど高校2年生の同い年の子がいました。自分とは違った考えを持つ同い年の子と音楽という繋がりだけで、JAZZのことや勉強のこと、様々なことを話しました。このように同じ世代でも、住む環境が違うと少し違うのかと興味関心がわき、次第に話も弾んで行きました。また、同じドラマーである小・中学生の方々とも、ドラマーのことだけでも話しが膨れ上がって、次第にその良し悪しまで話すことになりました。

そして、Jazz-21さんは次の日は別の本番があるため宿泊先へ向かうためにバスで板橋区役所を出発し、私達も別れの挨拶を済ませて、学校へ戻りました。

この本番は本当に自分たちとをほぼ同世代の方々と一緒にJAZZができた、刺激的な本番でした。相手方の演奏、行動、年下といえど、改めて自分を戒める大切な経験となった本番でした。この本番を企画してくださった様々の方々と、そして先生方、本当にありがとうございました。この、戒めの気持ちを持ちながらこれからの本番も頑張っていきたい所存です。

Report:2年 Dr ユッティー

演奏曲目

帝京高校演奏曲目
1.Theme of Lupin The 3rd
2.Blues Backstage
3.On The Sunny Side Of The Street
4.Take The A Train
en.Sir Duke

合同演奏曲目
Sing Sing Sing

チューニングは入念に。
まずは区長の挨拶からです。
金沢Jazz21の皆さんの演奏。
ヴォーカル曲も盛り上がりました。
最後は合同バンドで盛大に!!
演奏終了後は交流会を開いていただきました。リズムパートたちです。
トロンボーンパートは女子が多く、女子トークで盛り上がっていました。